壱岐子連れ道中記 1日目(移動)

離島といっても不便なところからそれほどでもないところまで様々。やはり不便さに比例して
海の美しさや手つかずの自然を享受できるような気がする。そのため、子連れでも多少の不便は
覚悟して行ったほうが良い旅行ができるというもの。


博多港
博多港 posted by (C)roundtable


今回の壱岐は羽田から福岡空港まで飛行機で行って博多港まで移動した後、ジェットフォイル
1時間なのでそれほどでもない。福岡から1時間だから混雑してそうだと思いきやフェリーだと
2時間かかるし、1時間のジェットフォイルは片道5000円もするのでそれでハードルが上がっていると
思った。自家用車で来ると結構高いとのこと。


ヴィーナス号
ヴィーナス号 posted by (C)roundtable


便数も1日2,3本なので移動だけになってしまうのは致し方ない。この日は大雨で九州南部に至っては
梅雨明けしているにも関わらずかなり降っていたようだ。船は予定通りの運航で助かった。座席は古い
飛行機のようであり、座席数もかなりあったが、割と空いていた。1F席の後ろは音がうるさいのだけど、
他の人に迷惑をかけないという意味では子連れには最適である。揺れはほぼないので船酔いする人でも
大丈夫ではないか。


壱岐郷ノ浦港に予定通り到着。降りるのは2Fから。帰りは1Fから乗ったり、どういう基準で決まって
いるのだろうか。とにかく雨は横殴りでかなり濡れる。既に迎えに来てくれていたのはありがたい。
雨が酷く景色が見えない中で猿岩だけをちょっと車窓から見せてくれた。


平山旅館 風
平山旅館 風 posted by (C)roundtable


今回泊まったのは平山旅館。壱岐に湯ノ本温泉があると知ったので3泊ともこの湯ノ本に泊まることに
したのである。もともとは1Fの部屋だったのだけど、2泊するからということで風という部屋に変えて
くれた。この旅館の料金体系がちょっと変わっていて、13800円〜29550円と分かれているのだけど
部屋のタイプ云々というよりも夕食のラインナップが違うとのこと。空の間以上からは部屋食で出てくる
ものもより豪華になるようなことを言っていた。部屋は広さ以外はさほど変わらないのだろう。


平山旅館 風
平山旅館 風 posted by (C)roundtable


温泉は透明ではなく、赤湯で赤錆のような色をしている。海が近いせいかかなり塩辛い。
大浴場もあるけど、子どもがいるので家族風呂に入る。狭いながら露天風呂になっており、
気持ちがいい。あまり時間がなかったのでゆっくりとつかることは叶わなかった。

(夕食)へと続く

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