コエンザイムQ10はユビキノン

コエンザイムQ10を調べていくと、酸化型と還元型があって還元型の方がよいという結論に達して、
それで納得してしまいそうである。どれがよいのか選んでいると犬猫用のものがあったりして、
定期的に服用するものだとしたらどんな成分が含まれているのか気になり始めた。

コエンザイムQ10の正体としては、ユビキノン(酸化型)、ユビキノール(還元型)であった。
ユビキノンの別名が「補酵素Q」、「コエンザイムQ10」、「ビタミンQ」、「CoQ10」、「ユビデカレノン」
などであったわけである。なんだか怪しくなってきた。

米国心臓学会／米国心臓協会ではコエンザイムQ10の治療目的での摂取について「心不全の治療には更に多くの科学的根拠が蓄積するまで推奨できない」「慢性安定狭心症の治療には有益および有効ではない」と位置づけています。

もともとは心不全の薬であったとのこと。

日本でも2001年に医薬品の範囲に関する基準（いわゆる「食薬区分」）が改正され、さらに2004年化粧品基準が改正されて、健康食品や化粧品への利用に道が開かれた。しかし、体内で合成されるものを摂取すること、消化器で分解されることを考慮すると、コラーゲンと同等に、その効能は怪しい。

医薬品として使えなくなったから健康食品になったような印象を受けてしまう。
残念ながら試さずに終わってしまいそうだ。