年金をあてにしない蓄財術

まだまだ先のことなので定年以降のことについてはあまり考えたことはないけれど、
時折こうした本を読んでイメージというか現状を知っておく必要もあるのではないか。
この本では40代から定年を見据えて無理なく無駄なくやりましょうと言っている。
取り立てて目新しいことは書かれていないもののリアルな数字から現実が見える。

第1章 退職後こそ人生の楽しみ
第2章 40代から始める退職後の準備
第3章 50代でいよいよ退職後が見えてくる
第4章 老後の幸せを決める退職時の対応
第5章 資金をどこに投資すべきか


退職後の最低必要資金としては25万位が平均的であるが、定期的に旅行に行くなどの余裕のある
暮らしをするには35万くらいあればよいとしている。年金の不足分は以下の方法で補うということか。
余裕のある人か定年までに準備ができていなければ、1か4あたりが普通なのだろう。
後半は税理士らしく、税金対策について多く書かれていた。

  1. 退職金を生活費に回す
  2. 個人年金を上積みする
  3. 不動産を活用して不動産収入を得る
  4. 定年を数年延ばす
  5. リバース・モーゲージを活用する


法律・税制を味方につける 年金をあてにしない蓄財術 (アスキー新書 22)法律・税制を味方につける 年金をあてにしない蓄財術 (アスキー新書 22)
落合 和雄

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