現代老後の基礎知識

 前回に引き続き、老後関係。この本は以前購入して一通り読んだ。主人公に定年間近の
サラリーマンをもってきてその奥さんやら父母なんかを絡めたストーリーの中で説明を
していくような形式。もちろん万人にあてはまるようなものではないけれど、最初の
取っ掛かりとしては読みやすいし、ベースの知識にはなるかと思う。
 日本も相変わらず定率減税廃止とか医療費の負担額を上げたりとか取り易いところから
税金を搾り取ろうとするわけで住みにくい国になっていくのはつらいところ。年金は
まだ先の話で全く期待はしていないし、増税するのもある程度止むを得ないとは思って
いるけれど、二極化していく時代に少しは希望を持てるような政策なんかを地味に
打ち出して欲しいと思うのは私だけでしょうか。

4106100398現代老後の基礎知識
井脇 祐人 水木 楊

新潮社 2003-10
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