あわや失効 教員免許更新でキャンセル待ち続出

教員免許の更新に必要な講習に教員の応募が殺到し、全国の講習会場でキャンセル待ち状態が
続出しているとのこと。更新制になったのは知っているが、なんで駆け込み的になっているのか。

民主党が教員免許更新制度の廃止を打ち出したものの、その後の参院選で惨敗し制度廃止の法案が提出できない状況のため、廃止を見越して講習を受けていなかった教員が“駆け込み応募”したためとみられる。

自民党が作った制度だから廃止にしてしまえとマニフェストに書いたものの実現できなくなった
ということか。それにしても廃止を見越していた人というのは定期的に政治をウォッチしていた
わけでもないだろうに。民主党が政権を取った時点で廃止になったと安心した人も多いのだろう。

今年4月に始まった教員免許更新制度は「教育現場の負担が大きく、効果が不透明」として新制度導入に合わせ廃止する。免許取得前1年間の教育実習も義務付ける。

2年前の記事は上記であった。それにしても1年間の教育実習ってありえない。。
そういえば先生じゃない人の免許状は既に失効しているのだろうか。文科省のホームページに
答えが出ていた。

問1.現在、教員免許状を持っていますが教職には就いていません。平成21年4月から教員免許更新制が実施された場合、教員免許状はどのようになるのでしょうか。

答1.既に教員免許状を持っている方(平成21年3月31日までに教員免許状を授与された方)で教職に就かれていない場合には、平成21年4月に教員免許更新制が実施された以後も、免許状更新講習を受講・修了しなくても免許状は失効しません。

関係なかった。万が一先生になったら更新しろよということのようだ。それにしても民主党
色々なところに混乱を引き起こしているようである。


http://sankei.jp.msn.com/life/news/110625/edc11062519180002-n1.htm
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082701000385.html
教員免許更新制の実施に際して、教職に就かれていない方々へ:文部科学省