カビ混入、「ボルヴィック」43万本を自主回収

ボルヴィックの1リットル入りペットボトルにカビが混入したため、出荷済みの計43万2000本を
自主回収するとのこと。購入者の苦情で68件見つかったということは、味や見た目がそれなりに
はっきりとした問題があったのであろう。硬度60の軟水ということもあって、割と飲んでいただけに
ちょっと残念である。

採水地のフランスの工場で今年３月２、３日、井戸からくみ上げた水をペットボトルに詰め込む際、誤って修理中の製造ラインの配管に水が流れ込み、カビが混入したと見られる。カビはボトルの中で白いゴミが浮いているように見えるという。輸出時に現地で培養検査を行ったが、異常は発見できなかった。

何も異常がなかったのならともかく、修理中の製造ラインがあったのなら気をつけていそうな
ものだけど。輸出時の検査でわからなかったというのが問題かもしれない。

ボルヴィックは飲料水として世界で初めて、国際認証ＩＳＯ9002を取得し、高い国際基準をクリアしています。そして、採水地から完成品に至る全工程において、フランス厚生省管轄の公的機関による定期検査ならびに、毎日実施される数百項目にわたる自主検索により、品質を厳重に管理し、安定した品質のボルヴィックを皆様の下にお届けしているのです。

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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100521-OYT1T00984.htm