ジンバブエ大統領選、野党候補出馬取りやめに国民は「安堵」

ジンバブエの野党 民主変革運動ツァンギライ議長が22日、大統領選の決選投票への出馬を
取りやめると発表したとのこと。何度も拘束されながらも果敢に立ち向かっていたので
このまま決戦投票へといく感じがしていたが、想像以上に弾圧が激しいようだ。

ツァンギライ議長は、自宅で記者会見を開き、「ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領陣営による弾圧でMDC支持者の80人以上が殺害された。大統領派の民兵がレイプ、拷問、殺人、放火、誘拐などの残虐行為を行っているのに、警察は傍観している」と非難。「公平な投票は望めない」と出馬取りやめを発表すると、集まった支持者らは拍手喝采した。

その後、ツァンギライ議長はオランダ大使館に逃げ込んでおり、安保理も非難声明を出すなど
混迷を深めてきている。ルワンダのようにならないことを祈るばかりである。


ジンバブエ大統領選、野党候補出馬取りやめに国民は「安堵」 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.asahi.com/international/update/0624/TKY200806240130.html