文学部唯野教授

あまり先入観を持たずに読んだので当初思っていた内容とは幾分違っていた。
装丁が大学の教科書のようであり、大学と文学について書かれているので
堅苦しいのかと思いきや抱腹絶倒とまではいかなくても昔の大学のパロディである。
唯野教授の講義が文学の講義であり、突如として講義を受けているような感覚にさせられる。
大学の様子⇒講義というパターンで9章まで続くのであるが、慣れてくると読むペースが
ぐんと早くなるのを感じた。一部ちょっと行きすぎな部分もあるけれど文学について
多少わかった気にもさせてくれる。

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