できる人の書斎術

 書斎は世のお父さんが一番欲しい部屋である。なくても困らないかもしれないが、
書斎を持つ効用としては以下の3点があげられていた。特に学生のときのように
社会人になってからも習慣にするためには必須かもしれない。

  1. 省エネルギーの法則 ダイニングテーブルなどで兼用すると片付ける必要が生じるが、書斎があれば、どの本を読みかけていたかなど前回の状態をそのまま引き継ぐことができる
  2. 定位置の心地良さ 定位置ができて、そこに毎日座る習慣さえつけばしめたもの
  3. 一人になれる空間 もの静かに考えることができ、邪魔が入らない

 私も一応書斎らしきものがあるけれども、今ではどちらかというとパソコンをする
部屋になってしまっているかもしれない。場所を取らない様に細長いホテルデスクを選び、
あまりごちゃごちゃしないようにしているつもりではあるが、引き出しがないため、
どうしてもモノを置いて狭くなってしまう。この本を読んでもっと機能的に机に
向かいたくなる努力をしなければと感じた。

できる人の書斎術できる人の書斎術
西山 昭彦 中塚 千恵

新潮社 2005-01
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