予想外の札幌行き

　今朝、1本の電話で起こされた。不幸があったので急遽札幌に帰ることとなった。
平日とはいえこの日は3連休が2回続く、谷間の平日である。かなり混雑が予想された。
羽田から千歳行きの航空券は片道で定価28,000円強である。ありえないほど高い。
スカイメイトだったころは半額の1万4千円くらいだったのに。予約ができるかどうかも
怪しい。とりあえず東京駅八重洲口にある金券屋を探すが、あいにく当日だと確保して
いる数はそんなに多くないようであっさりとあきらめる。
　もういいやという気持ちで浜松町で予約を頼むとエアドゥが取れた。しかも往復割引を
つけると片道20,000円になるではないか。エアドゥとは1998年に新規参入した北海道の
航空会社で東京と札幌のみを運行している。しかし、大手3社が運賃を露骨に下げて
来たり、社長が亡くなったことにより、第3セクターのようになってしまった。結果的
にはつぶれてANAの傘下となってしまっている。
　1度だけ乗ったことがあるが、そのときはバスで延々と端まで連れて行かれるし、
飲み物も出ないし、新聞や雑誌は全くないという感じでもう乗りたくないと正直思った。
今回は羽田第二ターミナルで一番端には変わりがないもののバスに乗らずにすむように
なり、新聞がわずかながらあり、飲みものも出るようになった。フライトアテンダントの
サービスも気持ちのいいものであった。それで当日購入して8千円も安ければなかなか
いいと思う。ANA傘下に入り、色んな部分を使わせてもらい、改善してきたのだろうか。
今の状況であればJAL(+JAS)だったらもANAやADOがいいやと思う人も少しは増えてきて
いるような気がする。