姫路城

姫路城

国内旅行を選んだ理由

例年よりは少しだけ早く夏休みを取った。海外へは今年一度行ってしまっているので
さすがに年二回は行けないというか行ってはいけないだろうと思い、国内旅行へ切り替える。
正直値段的には台湾とか韓国に行った方が全然安いけど、韓国はあまり行きたいと思わないし、
台湾は世界遺産がない。食べ物は美味しそうだけどだいたい日本で食べることができそう。
国内でも行ってないところはたくさんあるので幾つかつぶしていこうというのが今回の趣旨。
集中している箇所として中国地方に狙いを定めた次第である。

のぞみでGO

のぞみで姫路へと出発。早めに出ようとも考えていたけれど姫路に乗り換えなしでいける
のぞみは一時間に一本しかない。ひかりだと4時間かかってしまう。のぞみだと3時間。
10時過ぎののぞみで姫路には13時頃到着。のぞみはあまり乗らないが、新しいのか
古いのかなかなか微妙なところ。品川に止まって、新横浜に止まるのはなんだか鬱陶しい。
同じく京都、新大阪、新神戸に連続で止まるのも鬱陶しいところだ。
個人的には東京ー名古屋ー京都ー広島くらいで良いのではないかと思う。まあただ
新幹線なのでさくっと1分くらいで発車できるから幾つか止まってもあまり関係ないか。
(実際には色々と止まるパターンがあるみたいです。やっぱりそうじゃないと困る)

姫路到着

姫路に差し掛かりびっくりするほど何もない。駅を降りても完全な地方都市といった感じ。
レンタサイクルも借りずに商店街をひたすら歩き、1キロほど行くとようやく見えて
きたのが国宝姫路城。国宝っていう響きの方が結構好きだったりするが、表示や放送は
あくまで 世界文化遺産姫路城 があって 国宝姫路城 になっている。
平日なので空いている。団体が何組か通っていきましたが、バスツアーの最終工程として
ちょこっとよったのでしょう。私のようにたぶんメインには据えてないかと。
わざわざ新幹線を単独で購入した甲斐があったというもので姫路城は凄い。
広島までの往復だけならホテルもついて結構安くなるのですが、姫路で途中下車と
いうことになると全くもってそういうプランが皆無である。もう1ついうと姫路へ行く
プランなんていうものも全くない。誰も行かないのかと聞きたくなる。神戸と岡山に
挟まれて中途半端なんだとも言われた。確かに京阪神と中国の間くらいにあるのだけど。
そんなわけでしょうがなく、交通費だけで安くなるように熟慮して選んだわけである。

6F建ての天守閣で上からは姫路市内が一望できる。階段は急で上りはまだいいものの
下りは結構つらいものがある。小さな子供づれにはあまりお薦めできません。
下の庭にさりげなくお菊の墓がありました。一枚、二枚と数えるあれです。
実際にはそこの井戸から町のはずれとかにつながっていたりすると面白そう。
調べていないのでなんともいえないけど。

姫路城以外の姫路

隣の好古園は期待はずれ。季節の変わり目に行けばもう少しいいのかもしれないけど
暑い盛りの9月に訪問したことから花も木も疲れきっていたためと思われる。
帰ろうとしてタクシーに乗るといいお土産を運転手さんが教えてくれて
播磨屋本店に連れて行かれました。ただここが本店だと思っていたら姫路店で
本店ではないとは後で気づくことに。たくさんかき餅を出してくれて美味しかったので
しっかりたくさんお土産に買って送ることに。通販とかも結構力を入れてるらしい。

すっかり夕方になって広島へと向かう。ひかりは姫路なので思ったほどなく、
運悪く乗り逃してしまい、1時間近く待つことになった。それでもこだまに乗って
いくと2時間かかるらしいのでひかりの1時間を選ぶ。
泊まるホテルはグランヴィア広島。リーガロイヤルに泊まろうと思っていたけど
広島戦が行われたためか一ヶ月前から予約が取れなくなっていた。まあどちらでもいいけど。
駅の真上というのはやはり楽である。新幹線の改札を出るか出ないかするあたりで
もうホテルに到着。11Fなのでまずまず景色が見える。

広島地魚/地酒を賞味

ご飯がないのでかねてから選んでいた居酒屋にいってみることに。ちょっと離れていて
夜なのでタクシーで行くことに。贅沢かもしれないけど便利で楽です。いやほんとに。
水曜日ということもあってカウンターは空いていました。初めての街で始めての店。
楽しみだけどかなり不安だ。ポプラの近くって近くに二件あるのでわかりにくい。
ちなみにこのポプラ全国で最初の店らしいです。店主談。

美味しい地魚が食べたいので来た様なもの。太刀魚とか小鰯が美味しいです。
というか全般的に何を頼んでも美味しかった。しかも目の前ですぐに作ってくれる
ところがいいです。地酒の方も広島の酒造を中心に飲む。うごのつきのサンプル品で
まだ出回ってないお酒が非常に良かった。しかも開けたてだし。嬉しいです。
珍味を見繕ってくれたのもよかった。からすみ、蛍いかの沖漬、あん肝、ほやみたいだけど
ほやよりもう少し癖のある珍しい奴。これは酒飲みじゃないと多分食べられないかと。
そんなこんな食べたり飲んだりして鯛茶漬けで普通に締めて、〆て二人で6600円。
大満足でした。タクシーで帰り、爆睡したのはいうまでもありません。