王秋と新高

タイトルで何かすぐわかった人は結構な果物好きかもしれない。冷蔵庫の中で果物を物色したら、リンゴと巨峰
そして梨が出てきた。その梨の品種が王秋と新高である。梨といえば昔は二十世紀と幸水ばかり見たような記憶があるけど
最近は幸水豊水が多いような。新高はその大きさが特徴である。実家にいたときには割とよく送られてきたので
昔から食べているせいか馴染みがある。名前の由来は新潟県高知県から取られている。

新高
新高 posted by (C)roundtable

数年前に初めて食べたのが新興という品種で二十世紀と今村秋の交配だということ。そしてこの三国志に出てきそうな
王秋はC2と新雪の交配。特徴としては2通りの味が楽しめるようなので洋梨も好きな私としては1個はじっくりと冷蔵庫に
寝かせておきたい。

緻密な果肉、高い糖度にリンゴのような風味。早い時期は「二十世紀」のようなさっぱりした食感。じっくり熟させると「中国梨」のようなとろりとした食感。ひとつの品種で二通りのおいしさが楽しめます。日持ちの良さは「新雪」似。先祖のよいところを引き継いだ晩生の有望品種です。果物好きの方にお勧めです。

王秋
王秋 posted by (C)roundtable

新高は違うと思うけど、王秋を含めて最近食べている梨はほとんど杉野梨園のもの。

すぎのファーム・すぎの梨園