グーグルの最新のデータセンターは非常識なほど進化している

大規模なデータセンターは効率が良いというのもあったが、気になったのは冷却装置すらない
データセンターがベルギーで既に稼動しているということ。そもそもがエネルギーをほとんど
使わないデータセンターを目指している時点で発想が違う。以下の5つを進めていくようである。

Minimize electricity used by servers

Reduce the energy used by the data center facilities themselves

Conserve precious fresh water by using recycled water instead

Reuse or recycle all electronic equipment that leaves our data centers

Engage with our peers to advance smarter energy practices

冷却装置がないのにどう冷やすかというと外気だけで冷やすようで、そのためのロケーションとして
平均気温が低いベルギーが選ばれている。非電化冷蔵庫みたいな仕組みなんだろうか。
非電化冷蔵庫、冷蔵庫

記事によると、これまでのデータセンターでは、通常は外気と水冷を組み合わせて冷却し、外気温が高いときには冷房装置をさらに稼働させていたそうですが、その冷却装置を持たないデータセンターをグーグルがベルギーで運用開始したとのこと。

とはいえ時には気温が上がることもあるわけだが、そうした場合はそのセンターを止めてしまって
他のセンターにまかせてしまうというところがGoogleらしいところ。また、follow the moonという
構想もあり、気温が低い夜間だけ稼動させて世界中で交代で動かすというのも近い将来実現させるのだろう。