失速するマンション市場 積み上がる完成在庫、都心一等地でも異変

マンション販売の変調が続いている。タワーマンションが集積する東京都心の臨海地区、中央区勝どき6丁目で今年1月に竣工したオリックス不動産主体の「THE TOKYO TOWERS」。マンションでは日本最高の58階建てが売り物のツインタワーだ。2005年の分譲時には超人気を誇ったこのツインタワーは、竣工からまだ日が浅いにもかかわらず大量に売り物が出ている。ヤフーの不動産取引サイト「ヤフー不動産」をのぞくと、同マンションは60件以上が売り物件として掲示されている。

60件以上というのでかなり多いような印象を受けたものの、総戸数2794戸は国内最大の戸数である。
その中の60戸だからそれほどでもないのかと思ったり。投資で買っているなら尚更多いだろう。

「新価格」+「新々価格」で上乗せされた10〜15%程度の値下げをすれば、すぐ売れるともいわれるが、マンション業者の粗利はおしなべて20%前後。値下げをすれば赤字に直結してしまう。そのため、春先に話題になった東村山市の「ココロコス東京久米川」のように販売価格の値下げをオープンにできるところは、体力のある大手だけだ。

ココロコス東京久米川に至っては堂々と値下げして売っている始末。駅から10分と書いているけれど
最低15分くらいはかかりそうである。勤務地が新宿などの西側であればまだいいけどそうもいかない。

不動産で思い出したけど、最近やたらと不動産投資の勧誘電話がかかってくる。昼夜のべつ幕なし
なので本当に迷惑な話である。

http://www.toyokeizai.net/business/industrial_info/detail/AC/028586a62faf982b101f2f59cf21c886/page/1/