石垣島・西表島2日目 竹富島

昼食後、竹富島へ向かう。石垣港からは八重山観光フェリーと安栄観光と石垣島ドリーム観光の3社が船を出している。
ドリーム観光は昨年から就航したばかりで1日3便ほどしか出ていないようであるが、それ以外は30分おきに出ているの
で非常に便利。しかも、石垣島から竹富島までは10分とあっという間に着いてしまう。往復で1人1100円程度。

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西表島へも同じ船で行くため、どんな乗り心地かを試すには丁度良い乗船時間である。風を感じられるからと
いう理由で後ろに乗ると結構うるさい。息子は眠いのかあまりの煩さに耐えられなくなったのか知らないけれど
顔をしかめて抱きついていた。スピードが上がってくると飛び魚のように先端を浮かしながら走っていた。
帰りの船で聞いたところ前方は酔いやすいようだ。

竹富島に着くとやはり海は綺麗である。港からコンドイビーチまでは歩くと結構かかるようなのでタクシーや
バスにしようかとも考えたが、結局レンタサイクルにすることにした。港ではレンタサイクルなどと書いた
車が5,6台止まっている。その中から適当な車を選ぶ。2組以上揃ったら移動するみたいだけど、不思議なもので
1箇所に集中することもなく適度にばらける。愛想はあまりよくない。島の中心部あたりにお店があり、そこまで
車で移動し、レンタサイクルを借りるという具合だ。今まで息子と自転車に乗ったことなんてなかったので
大丈夫かと少し不安であったが、前に乗せる自転車も用意されていて特に問題なかった。自転車は少々低めでは
あったけど、足が完全につくのじゃないと危ないだろう。道路を外れると砂交じりになった道が延々と続くから。

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コンドイ浜にだけ行くつもりが自転車だと小回りがきくので仲筋井戸を通って先へ進むとカイジ浜の方角に
来てしまったのでそのままカイジ浜へ向かう。手付かずの海という感じで泳ぐような雰囲気でもない。
星砂のある海岸なので団体さんがたくさん砂集めをしていた。我が息子はというと海へ行くわけでもなく
ひたすら砂浜の砂を上にかき上げて楽しんでいる。しまいには頭から何度もかぶる始末。続いて、メインの
コンドイ浜に向かう。カイジ浜とは目と鼻の先。自転車だからいいようなものの歩きだと島内の移動は結構
厳しいかもしれない。

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コンドイ浜は噂に違わぬ美しさであった。もう少しゆっくりとできれば何時間でもぼんやりしていたいくらい
白と青のコントラストが素晴らしい。遥か彼方まで砂浜が見えて奥の方まで歩いている人もいたがとても
そこまで行く元気はなかった。もう少し暖かくなればここで泳げると思うと、国内にもきれいな場所はたくさん
あるのだと改めて感じた。結局、お店まで急いで戻って船の時間に間に合わせたので1時間の短い滞在であった。
今度来るときはこの島に泊まってのんびりするのもいいかもしれない。