中国で列車同士衝突 70人死亡、420人負傷

中国国営新華社通信によると、２８日午前４時４０分（日本時間同５時４０分）ごろ、山東省ツーポーで、北京発同省青島行きの旅客列車が脱線し、前から来た同省煙台発江蘇省徐州行きの旅客列車と正面衝突して７０人が死亡、４２０人が負傷した。

朝の4時というのは少々早いけど始発が早いのか、寝台車のようなものなのか。それにしても
脱線もそうだが、周囲には何もないようなので正面衝突しなければここまで大惨事には
ならなかったかもしれない。

現場は、麦畑が広がる農村地帯。わずか２キロほどの区間内に三つの大きなカーブがあり、住民の間では「とても危険だ」と指摘する声があがっていた。そこを、北京発青島行きの特急列車が制限速度を５０キロも上回る時速１３１キロで走っていたといい、当局が事故との関連を調べている。

原因としては制限速度が80キロのところを130キロ出していたようなのでカーブを曲がりきれなかったと
いうことか。ダイヤに無理があったというよりも、恒常的に制限速度が守られていなかったとみるのが
妥当だろう。