イリオモテヤマネコまたも輪禍被害に

11日午後11時ごろ、西表島の県道白浜南風見線クーラ橋付近でイリオモテヤマネコの交通死亡事故が発生した。
西表島と言えば、昔からイリオモテヤマネコと相場が決まっている。国指定の特別天然記念物であることでも
有名だが、現在の生息数は100頭前後だという。思っている以上に少ないようだ。
さすがに大規模開発はされていないもののちゃんとした道路がある以上、交通事故が起きるのは止むを得ない
かもしれない。今年も既に今回で2件目。


wikipediaでは交通事故以外の要因として、以下の点があるとしている。思いの外、天敵が多そうなので
保護の手を緩めないことを祈るばかりである。

  • 開発に伴う原生林の伐採
  • 湿地の開発といった人間の手による自然環境の改変
  • 野生化/半野生化したイエネコによる競合関係及びFIV感染症
  • 島内数百か所に仕掛けられたイノシシ罠
  • イヌによる捕食
  • 耳腺などから強い毒液を分泌するオオヒキガエル

イリオモテヤマネコまたも輪禍被害に | 八重山毎日新聞社
イリオモテヤマネコ - Wikipedia