「クダサイ」の使い方―「ください」と「下さい」の書き分け

あまり意識したことがなかったけれど、漢字に書き直してしまったこともあるかもしれない。
わかっているようで間違えて使ってしまっている言葉は結構あると思うので気をつけねば。

1つ目は、「りんごを3つクダサイ」というように、実際に何かを手に入れたくて「与えてほしい」と頼むときの「クダサイ」。で、このときは漢字を使って「下さい」と書くのがよい。
2つ目は、「書いてクダサイ」「お越しクダサイ」など、動作を表す語に付けて、そのような動作をしてほしいと依頼するときの「クダサイ」である。こういう場合の「クダサイ」は補助動詞用法などと呼ばれ、表記は仮名書き、つまり「書いてください」「お越しください」と書く決まりになっている。


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