テツはこう乗る

鉄道好きの呼び名なんて鉄道オタクくらいかと思っていたら、そんなことはないようで
幾つも呼び名があるようだ。鉄道ファン、鉄ちゃん、鉄、鉄道愛好家、鉄キチ、鉄道マニア、
鉄道オタク、鉄道ヲタク、鉄オタ、鉄ヲタなどなど。後ろに行くに従い、蔑んだ呼び名になっている。
鉄はどちらかというと最近の中立的な呼び方であろう。

内容としては、テツならこうする、こう考える、こう乗るといったところが次から次へと出てきて
知っていることもあれば、なるほどということもたくさん紹介されている。そんな調子なので
テツ分が少しでも入っている人はすぐに楽しく読み終えることができるであろう。

• テツは「踊り子号」の種類を暗記している

少しでもテツ分のある人なら、「踊り子号」にはふつうの「踊り子号」と「スーパービュー踊り子号」の2種類があることをしっているだろう。つまりひとくちに特急といっても、いろいろな種類の列車があることをテツは当然のように知っているのだ。今回の場合なら、臨時の「リゾート踊り子号」や「シーリゾート踊り子号」や池袋発で新宿からも乗れる「スーパービュー踊り子号」があることを思い出すのが凄腕のテツだ。

この前乗るまでは前者くらいの知識であったが、今では展望席の状況や子供室があること、
踊り子号はさすがに古くて差がありすぎるので若干安いことなどがわかるようになった。
読み終えた感想としては、どちらかというと車窓からの景色を眺めながら酒を飲んだり、駅弁を食べるのが
好きなので、凄腕のテツには到底なれそうにない。

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