トプカプ宮殿の至宝展

例によってチケットをもらったので週末の暑い中、上野まで行ってきた。オルセー美術館展の
ときのようなひどい混雑を経験して以来、少々ひどい混雑には動じなくなってしまった。
ガラガラというわけではないけれど、ゆっくりと観てまわれる状況で良かった。
トプカプ宮殿とはトルコのイスタンブールにある宮殿でオスマントルコ時代に建てられた
ものだという。トルコは見所が多いので是非近い将来、訪れてみたい。


気になった展示物としては「金のゆりかご」である。門外不出ということらしいが、
悠仁親王殿下ご誕生のお祝いのしるしとして特別出品されたとのこと。以下は
イルベル・オルタイル館長の言葉。

オスマン帝国には、王子が産まれるとお祝いとしてゆりかごを献上する儀式がありました。悠仁親王殿下ご誕生のお祝いのしるしとして、オスマン帝国の宝物庫の中でも、最も貴重な作品の一つである「金のゆりかご」を特別出品いたします。このたびの御慶事を私たちも心よりお祝い申し上げており、このゆりかごを日本の多くの方々にご覧いただくのは、このような気持ちの現れです。

大きさもさることながら、金銀宝石がちりばめられていてきらびやか。電気石というのが気になって
いたのだけど、トルマリンという宝石のようだ。10月の誕生石らしい。色によって名前が違う。
他にはコーヒーカップ受けと珊瑚の飾りが入った銃が気になった。

アクローアイト(無色)
ルーべライト(赤色、ピンク)
シべライト(赤紫色)
インディコライト(青色)
ドラバイト(褐色または黄色)
ショール(黒色)
パライバ(ネオンブルー、ネオングリーン)
イカラー(2つのカラーが混在)
パーティカラー(3つ以上のカラーが混在)
ウォーターメロン(赤色またはピンク+緑色、バイカラーの一種)

http://topukapu.blog123.jp/archives/2007/06/00011.php