掃除機の吸込仕事率

掃除機を購入する目安によく使われるのは吸込仕事率だろう。これは掃除機吸い込む
能力をワットで示したものである。これがある程度以上大きければと買う人が
ほとんどではないか。最近では従来の紙パック式に加えて、サイクロン式のものが
出てきているのでその比較になる程度。吸込仕事率はJIS規格に定められている
吸込力の目安で、掃除機が吸い込む空気の量(風量)と物や空気を吸い込む圧力
(真空度)を掛け合わせた数値になっているらしい。

掃除機の「吸込仕事率」って何だろう - ITmedia NEWS


ふと次の宣伝文句が脳裏をよぎった。
吸引力が落ちない唯一つの掃除機
以前から気になっていたけれど買う予定がなかったのでそのまま放置してた。
確か吸込仕事率が一般的なものと比べると低いはずだったけどどの程度かまでは
チェックできていなかった。国民生活センターの報告書を見て驚いた。

  • 吸込仕事率(カタログスペック) 国産メーカー:600W前後 ダイソン:250W
  • 吸込仕事率(実測値) 国産メーカー:500W前後 ダイソン:180W
  • 騒音(カタログスペック) 国産メーカー:60dB前後 ダイソン:なし
  • 騒音(実測値) 国産メーカー:70dB前後 ダイソン:78dB

3)サイクロン方式の騒音は、紙パック方式に比べてやや大きめで、中には非常に大きな騒音のものがあるので、実際の騒音を聞き比べるなどして確認するとよい。サイクロン方式の掃除機は騒音が紙パック方式に比べ大きな傾向にあり、中にはJIS 基準値(70dB)よりかなり大きな78dB のものもあったので、騒音を気にする人は実際に運転時の騒音を確認すること。

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20060406_1g.pdf

最初から吸込仕事率が低ければ下がりようがないということか。下がっても500Wある
国産の方がいい。騒音がひどいとは聞いていたが、80db(昼間の繁華街)レベルの騒音と
いうのは嫌だな。掃除することを考えると定期的に紙パックを交換さえすれば、
紙パック式が現状では優れているという結論になるのか。何れにせよ盲目的に
サイクロン=最新技術=優れていると考えない方が良さそうだ。

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トミー
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