Services for Unix 3.5

 これを前提とする珍しいソフトがあったので仕方なしに導入してみた。
最初、SFUとは何かと思っていたが、Microsoftが出しているCygwinみたいなものと
でも言えばわかりやすいかもしれない。CygwinとかCopSSHとかはかなり楽に
導入できるのでこれも同じようなものと思っていたら、少し甘かった。
まずサイズがでかい。圧縮されたファイルが240MBくらい。それを解凍して
インストールを開始すると読み込みにも時間がかかるし、もちろんインストール自体も
それなりに時間がかかる。無事に導入は終えたので再起動してCSHを実行してみる。
Cygwinと同じなのであまり感慨はない。ところがなんだかとても重い。しまいには
下記のようなエラーが出てきてみるみるうちに操作不能&表示が文字化けという
なんともつらい状態に陥ってしまった。

{遅延書き込みデータの紛失}
ファイル x のためのデータを一部保存できませんでした。データを損失しました。
このエラーは、コンピュータのハードウェアまたはネットワーク接続の障害によって
発生した可能性があります。このファイルをどこか別の所に保存してください。

ファイルは今回導入したD:\SFU\var\adm\log\init.logとかになっている。
見てみるとこのファイルは4GB近くもあって削除してもすぐに生成されてしまう。
起動しても毎回生成されてしまうようなので少し焦る。とりあえずセーフモードで起動。
SFUのアンインストールを試みるがNG。仕方ないのでmsconfigで起動時のサービスのうち
怪しそうな5つほどを自動起動しないように設定した。そして再起動。エラーが出なく
なったのを確認してからアンインストールを実行してようやく削除できた。
無償とはいえ、もう二度と入れることはないだろう。

http://www.microsoft.com/japan/windows/sfu/
http://journal.mycom.co.jp/special/2004/sfu/