GⅠクライマックス2005

 もはや夏の恒例行事と化してしまったこのイベント。プロレスはテレビでたまに
見るくらいで見に行くことなんてないだろうと思っていたのが4年前ふとしたきっかけで
行くことになってからは毎年きっちり行っている。かなり好きな先輩がいてその人が
割と良い席を毎年確保してくれるというのも1つの理由であるが、年1回しか会わないけど
毎年会うという付き合いの意味合いも大きいのかもしれない。
 実際のところK-1やPrideは見に行ったことはないけれど東京ドームなんかで行われても
恐らくというか絶対に選手のぶつかりあう音なんかは聞こえないだろうし、米粒ほどの
大きさで見るのが関の山であろう。ところが両国国技館というのは案外狭く、正方形に
なっているので意外に近いものなのである。1Fの前方になるとさすがに高いので
毎年2階席の一番前から見ることにしている。1列目から3列目のあたりになり、これで
価格は六千円。高いかもしれないけれど近くでゆっくりと見えるし、一年に一回の
イベントなので皆当たり前のようにこのあたりの席となっている。
 2年前までは準決勝を土曜日にやり、決勝戦は日曜日というカードの組み方であったの
だが、昨年から最終日の日曜日に両方をやることになってしまった。そうすると土曜日が
消化試合になる可能性があって、今年は最終日にしてみた。
 準決勝で残ったのは、蝶野、中邑、藤田、川田の4名。藤田がリーグ戦全勝である。
彼は強いし、首がないというか太すぎ。プロレスファンは彼のスタイルをあまり好まない
みたいだけど私は結構好きである。試合もだらだら30分かけるのではなく、一気に5分
とかで終わることも。決勝戦はなんとなく誰もが予想していた蝶野対藤田となり、
蝶野が5回目の優勝を飾った。それにしてもメキシコG1を優勝して来ていたレスラー
どんな感じか期待していたのだけど普通に弱くてかなり笑えた。
写真は鈴木みのるが西村の倒立抜けを防いだ後でばかにしているところ。
こうしたところはテレビで絶対に見れないので良かった。それにしてもおちょくりすぎ。