塗仏の宴

 「塗仏の宴 宴の始末」を昨日一気に読んでしまった。
宴の支度を読んでからしばらく経っていたが、色々とほんと忙しく
本など読んでいる状況ではなかったから間が空いてしまった。

 今回の作品は支度がすばらしく、始末はそうでもないということ
らしかったが、私が読んだ限りだと始末の中盤からは今までの作品にない
展開に本当に驚かされた。改めて京極夏彦の凄さを知るとともに
今後もあせらず氏の作品を読んでいきたいと思う。他にもあるが
やはりこの京極堂シリーズは一番気に入っている。

 先日、京都から来た友人としばらくぶりの再会をした。
うちに泊まることになっておりなにげなくどんな本を読んでいるかと
いう話になって京極夏彦森博嗣という作家がぴたりときたので驚いた。
でもちょっと嬉しかったりもした。わかる人にはかなりお薦めのこの作家。
とりあえず第一作を薦め続けている今日この頃。