2015年に読んだ本その2

続けて5月から8月までに読んだ本を並べてみる。

英「エコノミスト」編集長の直言 増税よりも先に「国と政府」をスリムにすれば?英「エコノミスト」編集長の直言 増税よりも先に「国と政府」をスリムにすれば?
ジョン・ミクルスウェイト エイドリアン・ウールドリッジ 浅川 佳秀

講談社 2015-01-16
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現代社会のような内容で近代国家を振り返り、最後にどうすればよいのかといったところまで
提示してくれる。他の国と比較すればよいというわけではないが、日本はどうするのがよいのかと
考えさせられる一冊であった。国有資産の売却、不透明な補助金の撤廃・削減、給付金の見直しと
いったところがスリムにできる可能性がある部分だという。


ナグネ――中国朝鮮族の友と日本 (岩波新書)ナグネ――中国朝鮮族の友と日本 (岩波新書)
最相 葉月

岩波書店 2015-03-21
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最相さんの本ということでほぼタイトルで読んでみたのだけど、これがまたノンフィクションというか
極めて私的な話であった。何かうまく説明ができないのだけど、お薦めできる本。


悪の教典〈上〉 (文春文庫)悪の教典〈上〉 (文春文庫)
貴志 祐介

文藝春秋 2012-08-03
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既に映画化されて、コミックにもなっているので知っている人も多いのかと思う。しばらく積んで
おいたものを読んでみた。下巻の方が映画化しやすいのかもしれないけれど、やはり上巻の心の内面が
描かれた部分の方が読み応えがあった。


猪変猪変
中国新聞取材班

本の雑誌社 2015-02-05
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中国新聞の連載を本にしたもの。思っている以上に被害は大きくて、深刻であった。対策をしようにも
その地域が一丸となって同じ対策を取らないとあまり意味がないことから、結果として増える一方に
なってしまうようであった。完全に対策を取れたとしても、別の場所に移動するだけであって根本的な
解決に至る道は遠そうである。


このレシピがすごい! (扶桑社新書)このレシピがすごい! (扶桑社新書)
土屋 敦

扶桑社 2015-05-02
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レシピ本の書評というか凄さを改めて感じさせてくれる本であった。ありそうでなかった本。