神戸市立博物館 竹島問題・韓国の主張覆す古地図発見

竹島問題で韓国側の領有の根拠の一つを覆す17世紀末ごろの古地図が神戸市立博物館で
見つかっていたとのこと。韓国側は当時竹島を子山(于山)と呼んでおり、1530年の
八道総図によればこの島は西側にあって鬱陵島と同じ大きさであった。


今回見つかった江原道図によれば、この島は南に描かれている。さて本当の竹島鬱陵島
どちら側にあるのだろうか。


実際には南東92kmと全然違う方角に位置している。緯度や経度を測る技術がなかったという
主張があるようだけど明らかに違うかと。

子山が問題になるのは、1696年に朝鮮国の漁民、安龍福が日本に密航した際、自身が所持する朝鮮図に鬱陵島と子山島が記載されていると供述した記録が島根県隠岐の「村上家文書」にあるからだ。

とはいえ安龍福の主張が事実と異なる点がいくつもあるようで、信憑性というかそもそも竹島
認識していたのか怪しいようだ。たとえば、人が住めないような竹島に住んでいたと言ったり、
鬱陵島より大きい島だと言ったりしている。


日本の主張の方が真っ当であることを疑う余地はないが、さすがに何年も実効支配されている以上、
そろそろきちんとした対応をするべき時期ではないだろうか。こうした記事が出てくるのも産経で
あったり、後追い記事がないというのもこの問題の根深さを現わしているのだろう。


http://sankei.jp.msn.com/life/education/100823/edc1008230200000-n1.htm
竹島 (島根県) - Wikipedia
ファイル:八道総図.jpg - Wikipedia