中国外務省、ギョーザ中毒認める 天洋食品かは回答せず

中国外務省は6日中国内でも6月にギョーザによる中毒事件が発生していたと認めたとのこと。
これで予想通りというか、日本国内での混入の可能性がほぼなくなったと言えるだろう。
完全に終わらされてしまった件だと思っていただけに少しは決着がつきそうな感じである。
ただ、この情報自体は7月には日本政府に伝わっていたようであるが、サミットやオリンピックも
あることでしばらく公表しないように配慮したのだろう。

しかし、中国での混入を示す今回の情報は、実は、中国側から外交ルートを通じて7月上旬、北海道洞爺湖サミットの1週間前に日本政府に伝えられていた。さらに官邸筋によれば、福田首相も情報を受け取っていたことが新たにわかった。問題解決に意欲を見せた福田首相だが、1カ月間、政府は事実を一切公表していない。

それにしても中毒事件で回収したギョーザを再度販売されて、食べて中毒になるのは何とも
気の毒である。会談の記事にある「解決に全力」という言葉が空しく響く。


http://www.asahi.com/international/update/0806/TKY200808060327.html?ref=rss
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00138177.html
http://www.asahi.com/food/news/TKY200808080419.html