石垣島・西表島2日目 西表島上陸

一旦、石垣島へ戻ってから今度はいよいよメインの島である西表島へ向かう。石垣島から西表島への
ルートは北側の上原港へ行くルートと南側の大原港へ行くルートの2種類ある。上原港へは45分と
大原港よりも10分程度長い。今回宿泊するのは上原港から車で10分ほどなので上原港へと向かう。
ちなみに上原港はちょっと天気が悪かったりするだけで欠航になりやすいらしい。行くまでは
何となく2つの港があるくらいで距離感が掴めないわけだが、実際にはこの2つの港を車で行き来すると
1時間近くかかるらしい。欠航の際には船会社のバスが運んでくれるようだけどあまりお世話には
なりたくないものだ。


船は竹富島のときとは違うのでスピードもあるし、波の高さも非常に高い。頑張って薬を飲まずに
乗ってはみたものの20分くらい過ぎてから雲行きが怪しくなってきた。少なくとも余裕ではない。
息子は熟睡。連れ合いは寝ようと試みるものの時間が経つにつけ、気持ち悪くなっているようであった。
35分経過。なんだか様子がおかしくバッグを探り出したので、瞬時に鬼太郎袋を渡してあげた。
飛行機の屑入れは地味に役立つので船や長時間車に乗らなければならないときには必ず持って帰ることに
している。予定通り45分で到着。港や道路はやけにきれいに舗装されて整っているけれど何もない。
お店は辛うじて港の待合所の中に申し訳程度にあるくらい。今回、西表島でお世話になったのは
ティンヌカーラという3室しかないプチホテルというかペンションである。迎えに来てもらって
早速向かう。島の風景はというと何もない野原が結構な割合で広がっていてとてもじゃないが、
歩いて移動できる島ではないと感じる。周囲にはあまり建物もなく、遠めに海岸が見えるのが良かった。

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夕食はちょっと早めに18時から併設されているレストランというか居酒屋のくくるくみで食べる。
西表産ゴシキエビの刺身、極上石垣牛の寿司、ゴーヤとスーチカのピザなんかを注文する。
前日は石垣牛のハンバーグだったけれど、やはり数種類食べないと沖縄に来た気がしないので
丁度良かった。ゴシキエビは刺身として出てきたのでどんな姿形をしているのかわからなかったが、
後から見ると結構グロテスクな伊勢海老のような格好をしていた。

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飲み物はここでもオリオンビールの生。2杯目は泡盛を飲んでみる。グラスにしてはちょっと高いなあと
思っていたらたっぷり1合出てきたので時間がなかったこともあって半分を取り置きしてもらった。
19時から急遽ホタルを見にいく事になったのでゆっくりと食べられなかったのは少々残念である。

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その後、ヤエヤマボタルを観に連れて行ってもらう。日没から30分しか見れないようなので19時に出発した。
通行止めになっている道路から見えるということだったが、あまりそんな気配もない。ところが19時20分の
日没になり、あたりが暗くなってくると1匹また1匹と点滅しているのが見え、しまいには林全体が電飾ツリーの
ように瞬きだしたのである。カメラにもビデオカメラにも収めることはできなかったけれど、しっかりと脳裏に
焼き付けて戻ってきた。息子もなんだかわからないままに光っているものは見てくれたと思う。このような
自然はこれからもずっと守っていってもらいたいものである。