DNSサーバでのIPv6の設定

IPv6が出てきてしばらく経つけれど、見た目にはあまり普及してないような
気がするだけで結構進んでいるのではないだろうか。日本レジストリサービスから
DNSサーバへの設定手順が出されていたのがこれ。

同一のメールサーバホスト名にAとAAAAが並んで設定されているとメールをう
まく配送できないMTAが存在しています。メールサーバがIPv6対応している場
合は、AとAAAAを異なるメールサーバホスト名(上記例ではmx1とmx2)で設定し
ておきます。mx1とmx2の実体はデュアルスタックの同一ホストでかまいません。

上記のようにAとAAAAが並んでいるとだめだったり、まだ対応していない海外の
MTAなどではAAAAのクエリーを投げても返ってくるまでにかなり時間がかかって
メールが送れないなどの現象が起きたりする。そんなわけで国内とのやりとりが
ほとんどであればいいけれど中国を始めとする海外に送ることが多いMTAでは
まだ設定しない方がよいのではないだろうか。

DNSサーバでのIPv6の設定