ブエノスアイレスの夜

 ストーリーとしては、父の危篤の知らせを聞いたセシリア・ロスが20年ぶりに故郷の
ブエノスアイレスに戻ってくるところから始まる。近くにアパートを借りて顔を見せない
条件で男娼のガエル・ガルシア・ベルナウを雇い、朗読させるというもの。そこから
二人は惹かれあって・・・。なんというかなんだかわからない話である。あまり書くと
ネタバレになりそうなのでやめておくが、途中までは展開としても全く退屈であった。
終盤に至ってようやく少し考えさせるような状況になった気がする。この映画によって
一気にガエル君の映画を観ようと思っていた勢いがすっかりなくなってしまった。

ブエノスアイレスの夜ブエノスアイレスの夜
セシリア・ロス フィト・パエス ガエル・ガルシア・ベルナル

アット・エンタテインメント 2005-06-24